【親も必見!】新一年生の宿題を侮るな!遠くの大きな氷の上を多くの狼十ずつ通る!

ムスメ(小4)が1年生だったとき、宿題を見ていて困ったことがありました。

それが・・・

問題:○にあてはまるひらがなを書きなさい。
1. おと○さん 2.お○かみ 3.ほ○づき 4.ぼ○し 5.と○(十のこと)・・・
(※問題はイラスト付き)

ムスメの回答を見ると、
1. おとうさん 2.おおかみ 3.ほおづき 4.ぼうし 5.とお・・・


あれ????
「ほうづき」だっけ?「ほおづき」だっけ??
十って、「とう」だっけ?「とお」だっけ??

そう、長音です。

長音は基本的に、あ段、い段、う段については、

「かあさん」「にいさん」「ゆうれい」など、のばした時に出てくる母音をつければよいのですが、

え段は「えいご」「めいれい」など「い」をつけ

お段は「ろうか」「ようふく」など「う」をつけます。

この法則でいけば、全部「う」を付けるので正解なのですが、お段は「おおきい」「おおかみ」など、長音に「お」を使う特例があるのです。

・・・というところまでは覚えていますが、特例はどれだっけ??
と、なるアラフォー母。


ムスメにこれって「お」だっけ?「う」だっけ??
って、聞いてみると、

♪とおくの おおきな(遠くの大きな)
♪こおりの うえを(氷の上を)
♪おおくの おおかみ(多くの狼)
♪とおずつ とおる(十ずつ通る)
♪こおろぎ ほお ほのお ほおづき

だよ!!

どうも、お段の長音の特例を歌で覚えているみたい。

ネット検索してみると、分かりやすく書かれていました。

長音の指導

なんでこんなややこしいことをするのだ。全部「う」で良いじゃないか!

と、調べてみると、文部科学省が昭和61年7月1日に規定しているみたいです。

☆「現代仮名遣い」に関する内閣告示及び内閣訓令について

「現代仮名遣い」に関する内閣告示及び内閣訓令について:文部科学省

その中に、

これらは、歴史的仮名遣いでオ列の仮名に「ほ」又は「を」が続くものであって、オ列の長音として発音されるか、オ・オ、コ・オのように発音されるかにかかわらず、オ列の仮名に「お」を添えて書くものである。」

「現代仮名遣い」に関する内閣告示及び内閣訓令について:文部科学省

と、昔の仮名遣いに「ほ」や「を」がつくものには「お」を使っているそうです。
頬:「ほほ」 → 「ほお」
氷:「こほり」 → 「こおり」
炎:「ほのを」 → 「ほのお」

このように、法則性があるみたいですね。

なるほどです。

一年生の勉強なら私も分かる!と、母の威厳を見せつけようとしたら、逆襲にあった出来事でした^^

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