まさかの公開状態!!小学生にLINEは危険かも!LINEを使うのをやめた理由。


 

我が家とLINE

我が家の子どもたちには、下が小学生になった頃からスマホを持たせています。
子ども用などではない、普通のandroidのスマホに、格安SIMを挿して使用しています。
YoutubeやWebブラウザは、使用できないようになっており、通話SIMではないためLINE電話でしか通話ができないという、かなり限定された機能となっています。
アプリのダウンロードもロック済みで、ゲームなどをさせてないわけではないですが、親が管理している状態です。
また、LIFE360というアプリを入れ、子どもたちの居場所が分かるようになっています。

LINEは、『両親や祖父母が使用していたため、みんなと連絡が取れるようになる』ということと、『メッセージだけではなく通話やビデオ通話』ができるということでインストールしていました。
小まめに孫と連絡が取れるということで、祖父母も大喜び。
長男が「LINEマンガ」でちょっとHなマンガを見てたり、

せっかくYoutubeを禁止しているのが無意味になるぐらい、LINEニュースで動画を見てたり。(↓下記サイトを参考にLINEニュースのタブを通話タブ(LINE Out)に変えることで回避しました)

appllio.com

まぁ、ちょいちょい問題が起こったこともありましたが、やはり便利さには断トツ……ということで、我が家ではLINEをかなり愛用していました。

 

●●を頑張ったご褒美として、好きなキャラのスタンプを買うなど、お小遣い代わりにしたこともあります。
危険がないよう、限られた人とだけ繋がれるツールとして、有効活用しているつもりでした。
しかし!!
先日、即効でLINE退会を決断する問題が起こったのです。

限定した人としかつながれなかったはずが……タイムラインという落とし穴

子どものLINEは、クローズドコミュニケーションツールとして、限られた範囲内(家族や親せきのみ)だけでつながっているつもりでした。
その安心感もあって、プロフィールで設定している名前は普通に本名。
そして、アイコン画像も子ども自身の顔写真だったり、自分のスマホで撮ったお気に入りの写真だったり、子どもが好きに変えていましたが、さほど気にしていませんでした。

異変に気付いたのは、長男のマンガのときと同様、主人の母。

「●●ちゃん(長女)のLINEに、知らない男の人がくっついてるけど、知ってる?」
と、先日泊まりにいったときに聞かれたのです。

これには主人も私もびっくり。
変な人??
くっついてるってどういう意味???

子どもたちのLINEのIDは検索できないようになっていますし、長女のスマホを確認しても、新しい友達は増えていません。

「どういうこと??」

と義母に聞いてみると、どうやらタイムラインの話しをしているよう。

LINEにはタイムラインという、いわゆるFacebookやInstagramのようなソーシャル機能がついています。

私も主人も、その存在自体は知っていましたが、自分や周りの人も上記アSNSを使用している人がほとんどで、タイムラインを見る習慣がなかったため、まったく意識していませんでした。

長女のタイムラインを見てみると……。
彼女は、自分が遊びに行った時に撮った写真(花がほとんどで、人が被写体になっているものはありませんでした)を、ごくたま(全部で2~3回ほど)にタイムラインにアップしていました。

そこに「いいね」を付けている人が、義母ともう一人。

義母が言っていた「知らない男の人」でした。
その方の名前は男性名で、アイコンや背景の画像は、少女っぽいフィギュアと手錠の写真。
全く知らない方なので一方的に判断してしまい申し訳ないのですが、はっきり言って、長女に近寄らせたくない雰囲気でした。

 

長女は、七五三の時の自分のお気に入りのベストショットをアイコン写真にしており、フルネーム(ひらがな)で登録していました。
ステータスメッセージも、いかにも少女らしい感じで可愛く盛っていました。
そのため、名前と、自分が小学生の少女であることは露見させているような状態といえます。

なぜ、限られた範囲の中でしか使用できないようにしていたはずのLINEに、外から接触した人が出たのか。

落とし穴は「タイムライン」でした。

調べてみると、タイムラインは初期設定で、「全体に公開する」になっているのです。
タイムラインを全く使用しない私たちは、タイムラインの機能はノーチェックでした。

たまに長男が読んだマンガが上がっていたり、プロフィール写真を変更したりしたときにあがって来ているのは知っていましたが、義母が「いいね」を押してくれるのみだったので、「友達のみに公開されるもの」と思っていたのです!

しかし、たまたま長女が「みんなの撮った△△の写真を見せて」という呼びかけ?スレッド??に自分の撮った写真をアップしてしまったため、プロフィールの変更の時などとは異なり、不特定多数の目が届く場所へ公開するということになってしまったよう。

タイムラインを放置していたことを猛省しつつ、名前・子どもであること+写真から居住区が割れる可能性を考えた主人が、即LINE退会を決定しました。

その「知らない男の人」がどんなつもりで「いいね」をしてくれたのかはわかりませんが、安全第一で動ことにしました。

それでも一度流出した情報を消すことはできません。
怖さと気持ち悪さはやはり残っていますね。。。

子どもはもちろん、大人でもタイムラインの設定は要注意です!!

うっかり業者の方などの番号を電話帳に登録して、電話帳からLINEの友達を自動登録にしておくと、そこからタイムラインもつながってしまう可能性があります。

電話帳からの自動登録、IDの検索の可否、そしてタイムライン公開の範囲は必ず見直してましょう!

周りの人を疑いながら生活するのは気持ちのいいものではありませんが、ストーカーなども怖い時代ですので、特に若い女性は注意してくださいね。

安全性ランキングから選んだ通話&メッセージアプリは……

その後、やはりメッセージアプリがないとかなり不便なので、

www.appps.jp

↑のサイトを参考に、安全性で1位を獲得したWhatsAppをインストールして使用することにしました。

同率一位のFasebookメッセンジャーは、夫婦ともに仕事で使用していることもあり、家族だけを完全に分けたつながりにしたかったため、それぞれが全く使用していなかったアプリを選択。

(大手キャリアだったら+メッセージにもできたのですが、我が家は全員格安SIM使用だったので断念。)

友達追加もスマホの電話帳からインポートする形なので、両親と祖父母にのみ子どもたちの番号を知らせ、繋がれる人を限定。

子どもたちは自分に割り振られている電話番号を知らないので、勝手に友達を追加することはできません。

今回はさらに大事を取って、アイコンに顔写真を使用することもNGにしました。
そして、WhatsAppを選んだ一番大きなポイントは、何よりも通話・メッセージ以外の余計な機能がないところ。

今までもLINEを使う際はメッセージ機能と通話機能以外の使用は禁止していました。
しかし、子どもはその好奇心から、無料のスタンプを取ったり、マンガを読んだり、ニュースを見たり……と、色々触ってしまいます。
都度、注意していたつもりでしたが、今回は問題が起きてしまい、親として甘かったと悔悟しております。

ネットリテラシーの問題は、大人でも難しいですが、ある程度子どもにも説明する必要があるなと、改めて痛感しました。

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