発達グレーの息子の小学校入学準備。就学に向けて考える年長さんのスケジュール<前編>

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現在小学校1年生の我が家の長男。

発達グレーなので、就学に向けて一番決めなくてはいけなかったのが「通常級」にするか「支援級」にするか、ということでした。その決定のために学校に見学にいったり知的検査をおこなったりしましたが、想像以上に忙しく、もう少し余裕をもってできたらよかったな、と思っています。




就学に向けて考える年長さんのスケジュール

【1】年中冬 市の教育相談でスケジュールの確認

年長になる前に一度、子供をつれて教育相談を受けました。「支援級」か「通常級」を決めるのはいつごろまでが理想的か、その為に検査を受けるにはどのぐらいまでに結果が必要か、など年長1年間の入学までのざっくりとしたスケジュールを教えてくれます。その他にも小学校の見学できる日を教えてくれたり、その日現在のクラス編成(例えば学校は1年生の支援級在籍人数はこのぐらい・・・など)ざっくり教えてくれました。また、小学校で行っている支援についても教えてもらえます。保育園とは全然違ったので勉強になりました。

【2】6月下旬 小学校見学会

市の教育相談で就学に向けて相談している方向けに小学校が見学できる日がありました。この日は親だけで、「支援級」と1年生の「通常級」を見学。その後、支援級の先生やコーディネーターの先生にいろいろ質問できました。この見学で「どんな子が支援級で学ぶのか?」がはっきり分かり、自分が抱いていたイメージと違って再度、考えなおすことになりました。「どんな子が支援級で学ぶのか?」は、学校によって考え方が違うかな、と思うので、この時期に見学できたり質問できたことはとても有意義でした。



【3】7月中旬 県の教育相談を予約

県の教育相談では、WISCを受けられ、その結果からどのような支援が必要か、一緒に考えレポートにしてくれる、とのことだったので電話で予約。7月中旬に予約してとれた日は8月のかなり下旬。夏はやっぱり混んでいるとのこと。余裕をもって予約した方がよさそうです。

【4】8月下旬 県の教育相談1回目

子どもを連れて、教育相談へ。ここでは「支援級」と「通常級」どちらが長男にとってよりよい環境になるのか、ということを相談したい、ということを話しました。もともとWISCを受けたいと話していたのでこの面談時にWISCを受けられそうか見ていただき(向いていない?とかもありそうでした。)、次の予約をしました。ちなみに相談時、長男はおじいさん先生に思いっきり遊んでもらってとっても楽しそうにしていました。

【5】9月上旬 県の教育相談2回目(WISC検査)

たまたまキャンセルがあって、次の週にはWISC検査を受けました。検査だけだったのですが、おじいさん先生とまた遊びたい!とごねたので、少し遊んでもらいました。

【6】10月上旬 県の教育相談3回目(WISC検査結果報告)

結果報告には親だけでいきました。数値ももちろんわかりますが、学校ではこういったところが苦手だから、このような支援がいい、等レポートにまとめていただけます。長男の場合は視覚優位だからその優位性を活かした支援方法の一例など記載がありました。その場でも細かく話してくれますが、客観的な意見が記載されたレポートはその後、学校に提出する資料にもなり、親としても大変参考になりました。そもそも学校の先生が相談に乗ってくれるので、学校での生活をイメージでき、とてもわかりやすかったです。

【7】10月中旬 児童精神科・小児科受診

お医者さんの意見も参考にしたくWISCの結果をもって、受診し意見をききました。

【8】10月下旬 就学先決定

ここで決めたことを後で変えてもいいが、一度決めてほしい、と言われました。『親の意向をもとに12月ごろ市の会議で就学先を決定するため』らしいです。たとえ、その後、変えたいとなっても2月ごろまでは変更できますよ、とのこと。結構、柔軟に対応してくれそうでした。

就学先を決めたら、次は放課後の過ごし方を決めなくてはいけません。
今度は「学童」にするか「放課後デイ」にするか、が問題に。
続きは次回にお伝えします!

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